施しではなく自立を!

Dress for Twoルワンダ側の山田美緒です。


弊社KISEKIは地域の一員として、コミュニティが抱える課題の解決に取り組んでいます。

先日のミーティングで、チーフからは「約1万円を最貧困家庭に寄付してほしい」と言われました。


キセキは断固として拒否する。

彼らが必要としてるのは、施しではなく自立だ!


と言い切って、ふと調べたら(調べる私ナイス。)かの有名なビッグイシューの社長さんも同じことを言っていました。(でもパクってません。)


そういや大学時代ビッグイシューに感銘を受けて、ファンレターまで書いたような🤔

ビッグイシューという雑誌をホームレスの方々が90円で仕入れて200円で売って110円は彼らの収入、ってやつです。


これ、今まさにキセキがスタートアップでママ八百屋とやってるところです。

標準価格で野菜を買うお金をママに渡して、安く仕入れられた差額分はママの八百屋開業資金にする。

ただし1ヶ月後からはキセキも値切らしてもらうでーー。

この1ヶ月、仕入れ、卸、在庫管理、販売、資金繰り、マーケティングをキセキががっつりコミットしておせっかいしてやってみる。


最強のおばちゃん集団を作る。


というママ八百屋をやろうとしています。


お金を渡すのは簡単だけど、コミットメントがなければ何の助けにもなりません。


しばらくしたらお金はなくなる。

使ったらなくなる。お金は使うもの。


おせっかいは消えない。


学んだことは活かせる。


学べば変わるんだと知ってもらえる。


行動すれば変わるんだと知ってもらえる。


やり方が間違ってたら失敗する。

やり方があってたら成功する。


人生を変えることができるんだと、

変えるのは自分なんだと。


そしてやっぱり人と人の繋がり、信頼関係が大事なんだということ。


キセキでも何でも、人と繋がり共に行動するには、自身の人としての力が必要。

貧乏でも金持ちでも、ママでもおっさんでも、日本人でもルワンダ人でも。

その力がある人を私は差別も区別もしません。


と、Dress for Twoの活動報告からはずれてしまいましたが、ブレない頑固な私の想いをお伝えしました。

Dress for Two

1つの布を2つの国で「はんぶんこ」することから 色とりどりのストーリーが始まります。 人と人がつながり、喜びをわかちあい、 日常が楽しく変化する。 「はんぶんこ」した布で一つ一つ丁寧に仕立てたアイテムには、そんな力を秘めています。 私たちはそのきっかけとなり、 みなさまの日常が彩り豊かになるように願っています。

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